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農業情報クリップ

2003年5月 農業情報ピックアップ

5/22 偽装米 あきたこまちもDNA鑑定の対象へ 食糧庁は、コメの偽装表示を防ぐDNA鑑定の対象品種を7月にも拡充し、現行のコシヒカリに加え、あきたこまちについても鑑定を始める方針を決めた。最近では、不正表示の相次ぐ発覚で、業者が本物のコシヒカリを確保しようとし、新潟産などの価格が偽装米の影響で値崩れしていた分を戻して上昇する動きもある。同庁はこうした波及効果も考慮し、鑑定品種の拡充を決定。主要品種の中でも全国28県で生産され、流通量の多いあきたこまちを対象に加えることにした。(毎日)
コメ関係

【5/22 ローソンおにぎり、表示と違う原料 宮城・山形で販売】

 コンビニエンスストアのローソンは、宮城、山形の両県で販売していたおにぎりに表示と異なる原料が使われていたと発表した。農水省は、製造元のサンデリカに対し、JAS法違反にあたるとして再発防止などの指示を出す。ローソンによると、表示と異なる原料を使っていたのは、昨年11月から販売していた「新潟コシヒカリおにぎりシリーズ」と「徳島産地鶏阿波尾鶏五目おにぎり」。(朝日)


【5/29 検査証明なしで米産地表示 東都生協が400万円返金へ】

 東京都世田谷区の東都生協が「減農薬コシヒカリ」として販売した米が、法定の検査証明を受けずに産地や品種を表示していたことが分かった。同生協は購入した組合員に近く総額約400万円を返金する。精米の産地や品種を表示するには農産物検査法に基づく検査証明が必要だが、農家は検査証明を受けずに出荷。生協の担当者は問題ないと判断し「千葉県産」「コシヒカリ」などと表示して販売したという。(共同)


【6/5「無洗米」に統一基準を 食糧庁が表示指針づくり】

 「無洗米」について、統一した定義や基準がなく消費者に分かりにくいとして、食糧庁は表示の指針を設けることを決めた。コメを水に浸した際の濁りぐあい(濁度)を基準に、「無洗米」を定義する。濁度が一定水準より低ければ、それだけ手間なく米が炊けるわけで、商品の優劣の判断に有効な尺度になるからだ。

 無洗米は、現在、コメ消費全体の1割程度を占めている。業界団体の日本精米工業会と全国無洗米協会が、それぞれの基準で認証・表示している。両団体に入っていない会社が独自に無洗米をうたっている例もあり、濁度の測り方や基準はマチマチだった。(朝日)


食品表示

【5/24 豚肉産地偽装 農協が生協に賠償支払い和解】

 茨城県玉里村の農協が産地を偽装した豚肉を東京の生活協同組合に出荷していた問題を巡るシンポジウムが、きょう玉里村で開かれ、農協が生協におよそ1億円の賠償金を支払うことで和解したことが報告された。茨城県玉里村の茨城玉川農協は、東京の東都生活協同組合に産地を偽装した豚肉を16年間にわたって出荷していたことが去年明らかになった。(NHK)


【5/26「無農薬」など4種の表示「特別栽培農産物」に統一】

 農林水産省は、野菜や果物の「無農薬」「減農薬」など現在使われている4種類の農産物表示について、定義があいまいなどといった批判を踏まえ、すべて「特別栽培農産物」と表示するよう求めるガイドライン(指針)を発表した。

 表示対象となるのは、統一的な使用量の基準がなく、生産現場で慣行で使われている化学合成農薬、化学肥料双方の使用量を、現行の使用量よりも5割以上減らして栽培された農産物。(読売)

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