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農業情報クリップ

2003年8月 農業情報ピックアップ

 モモなら1ヶ月半、ブドウなら5ヶ月以上は鮮度が保てるという貯蔵法を三菱電機が発表した。マイナスイオンとオゾンを使ったもので、新鮮さと味は冷蔵庫より約5倍は長持ちするという。独立行政法人の果樹研究所と共同で開発した。貯蔵庫内の温度を0.5~5℃程度に保ち、湿度を冷蔵庫より10~20%高い90%以上にする。1立法cmあたり1万個の高濃度マイナスイオンと、0.1ppm 以下の低濃度オゾンを発生させ、カビや細菌の発生を抑える。(朝日)


6/17 ブロッコリーでがん抑制 福岡県が製品化向け研究


 福岡県は、がん抑制作用があるとされる成分をブロッコリーから抽出、医薬品としての製品化に向けた研究を始めると発表した。本年度の当初予算に約300万円を計上する。当面は3年間の予定で、県農業総合試験場と外部の研究機関との共同研究で実施。収穫後の葉や茎からこの成分を抽出する方法などを探る。(共同)


6/23 ICタグの標準規格決定


 超小型のIC(集積回路)チップを使い、商品などの在庫管理や流通経路の把握を容易にする「ICタグ(荷札)」の普及を目的に、日立製作所や東芝など180社が設立したユビキタスIDセンターは、同タグの技術的な標準規格を決定したと発表した。同センターは今夏、神奈川県横須賀市のよこすか葉山農業協同組合などと共同で、同市などでキャベツや大根の箱にICタグを付け、流通経路を追跡する実験を行う。(共同)


トピックス



6/10 生態系への影響を事前審査 組み換え生物規制で新法


 遺伝子組み換え生物が生態系に与える悪影響の防止を目的とする、遺伝子組み換え生物の使用規制法が、衆院本会議で可決、成立した。対象になる遺伝子組み換え生物は、既に実用化済みの組み換え作物の他、今後普及が予想される環境浄化用の微生物や害虫駆除用の昆虫など。(共同)


6/12 新ブランド「メグミルク」好調


 雪印乳業と農協系の牛乳部門が統合し1月に発足した「日本ミルクコミュニティ」が発表した03年1~3月の販売実績によると、新ブランドの「メグミルク牛乳」の販売額が計画の約2倍の55億円に達した。4~5月も計画の約1.5倍のペースで売れており「新ブランドは好調に滑り出した」とアピールした。

 しかし、「農協牛乳」などを含んだ1~3月の同社の売上高は計画比6.4%減の521億円にとどまった。会社発足当初に、生産や配送の混乱で納品が遅れるなどのトラブルが発生したため。(毎日)


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