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【農・業界】
農業体験農園「百匁の里」(東京都練馬区) ベジタブルサミット・枝豆部門で入賞
- 2007年11月01日
都市野菜の美味しさ伝わる
去る7月29日、第2回ベジフルサミット(主催・日本ベジタブル&フルーツマイスター協会)が開催され、枝豆部門で、農業体験農園「百匁の里」(東京練馬区)の加藤正明氏が入賞した。
当品評会は、主催者が認定する野菜ソムリエ85人が、(1)外観(2)香り(3)甘み(4)こく(5)食感の5点から農産物の評価を行なうもの。今回は、東北から九州まで約10件の農家が参加。総合得点の高い3軒の農家が入賞した。
加藤氏の枝豆は、「うす皮の存在がわからないくらい柔らかく、マメの粒に味が凝縮されている」、「食べた後に口の中に良い香りが残る。見かけも色が鮮やかで申し分ない」との評価を審査員から獲得。210点という高得点で、80%以上の支持を得た(平均支持率70・1%)。
枝豆栽培を始めて13年で、品評会での入賞は初めてという同氏は、「誰が食べても美味しいと思う味にこだわり、野菜の栽培をしてきた。都市でもこんなに美味しい野菜ができるということを証明できたと思う」と語る。
同氏は、今年の春に野菜ソムリエの資格を取得。体験農園に来る人たちに対して、野菜作りのノウハウだけでなく、野菜の美味しい食べ方も伝えている。
今シーズンの同氏の枝豆は、主に首都圏の高級スーパーや百貨店に出荷され、一袋300gあたり500円前後で販売された。
同イベントは9月30日には、「ジャガイモ部門、リンゴ部門」が開催され、今後も部門別品評会が行なわれる予定。
詳しくは、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会・東京本部TEL(03)5489-8636
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