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【農業情報クリップ】
2003年11月 農業情報ピックアップ
- 編集部
- 第68回 2004年01月01日
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1/22 企業の農業参入、全国展開へ 自治体裁量認める 農水省
農水省は構造改革特区で認めている株式会社の農業参入を全国に広げる方針を固めた。2005年度にも農地制度を改め、株式会社が直接営農できる地域を自治体の裁量で設けられるようにする。「株式会社の参入に消極的」との批判をかわすとともに、農業の競争力強化に役立つと判断した。
具体的には、農地を効率的に利用できるように、企業の参入を認める地域を市町村が設定できるようにする。(朝日)
コメ関連
11/21 国際コメ年日本委員会設立
農水省は、来年の「国際コメ年」に合わせ、コメに関係がある機関や団体、個人が参加する「国際コメ年日本委員会」を1月に設立する。
コメや水田、稲作が果たす役割について認識を高めるのが狙い。会長には木村尚三郎・東大名誉教授、副会長には作家の嵐山光三郎さんや井上ひさしさんらが就く。記念シンポジウム「おコメ、私たちの命」を1月に東京で開催する。(共同)
11/25 もち米高騰、正月のお餅は高値? 冷夏で不作、品薄に
もち米の高騰が続いている。普通のコメと同様に冷夏で不作となり、市場に品薄感が広がっていることに加え、さらなる高値を期待して出荷を控える動きもあるようだ。取引価格は昨年の2~3割高で、和菓子店や餅メーカーは小売価格の値上げを迫られている。
全農によると、業者に対する今年1年間のもち米の販売価格(60kg)の基準は1万8,000円~2万1、500円と、昨年より3,000~5,000円高い。(朝日)
11/26 コメの生産調整据え置きへ 2004年産、854万t
政府、自民党は2004年産米の生産目標数量について、農水省が当初計画していた838万t(減反面積に換算して110万ha)を見直し、今年と同水準の854万t(106万ha)に据え置く方針を固めた。
今年の水稲が不作で、平年作と比べて90万tの生産減が見込まれるため。在庫が適正水準とされる100万tを割り込む公算が大きくなっており、減反規模の拡大を見送ることにした。(共同)
11/26 自主流通米 軒並み高騰 冷夏によるコメ不作で
自主流通米価格形成センターが実施した第7回入札で、上場された65銘柄が、60kg当たり平均2万3,537円と、前年同期より47.6%高い価格で落札された。前回比でも12.3%高となり、冷夏によるコメ不作を背景とした高値が続いている。
特に高騰が目立ったのは、宮城産ひとめぼれ(前年比58.8%高)、岩手産ひとめぼれ(同57.1%高)、岩手産あきたこまち(同56.0%高)、秋田産ひとめぼれ(同54.4%高)、など。(毎日)
11/28 新潟1.5%、秋田1.2%増 来年産米の配分決定
農水省は2004年産米の売れ行き予想などを基に都道府県別の配分数量を決定した。「コシヒカリ」や「あきたこまち」など人気のあるコメを生産する新潟や秋田は、1.5%、1.2%それぞれ増加、売れ行きの悪いコメを作る地域などは減少した。(時事)
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