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農業情報クリップ

2004年3月 農業情報ピックアップ

山口県の採卵養鶏場の鶏から、鳥の病気「鳥インフルエンザ」のウイルスが検出されたと、同県と農水省が発表した。このウイルス(高病原性H5亜型)は致死率が高く、同農場ではこの約半月で約6,000羽の鶏が死亡した。高病原性のものの発生は国内では1925年以来79年ぶり。(朝日)
1/12 鳥インフルエンザ感染、山口で確認 国内では79年ぶり


 山口県の採卵養鶏場の鶏から、鳥の病気「鳥インフルエンザ」のウイルスが検出されたと、同県と農水省が発表した。

 このウイルス(高病原性H5亜型)は致死率が高く、同農場ではこの約半月で約6,000羽の鶏が死亡した。高病原性のものの発生は国内では1925年以来79年ぶり。(朝日)


食の安全、安心


1/9 コメ 有機表示で青森・常盤村農協に改善命令


 農林水産省は、青森県の常盤村農協・有機農産物部会が有機栽培と認められていないコメを「有機農産物」と表示して販売したとして、JAS法に基づき改善を命じた。同農協は、有機認定を取得した水田と取得していない水田で生産した2002年産米98tが混ざっていたにもかかわらず、「有機」と表示していた。(毎日)


1/11 半年前の卵、日付偽装し5万個出荷


 京都府城陽市の山城養鶏生産組合が昨年6月に採卵した約5万個の卵を冷蔵庫で保管し、半年後に日付を偽装し、スーパーなどに出荷していたことがわかった。

 組合や保健所によると、昨年6月19日に採取した卵約10万個のうち、約5万個が余った。通常、余った分は取引先に安価で納入するが、この日は引き取り先がなく、廃棄すると経費がかかることなどから、担当者が別業者の冷蔵庫を借りて保管したという。(読売)


1/14 遺伝子組み換え作物 2003年の作付面積15%増


 遺伝子組み換え技術を促進する団体ISAAAは、欧州などで遺伝子組み換え作物への消費者の抵抗が根強いにもかかわらず、昨年は世界で18ヶ国、700万の農家が遺伝子組み換え作物を生産し、総作付面積は約6,766万haと前年比で15%増えたと発表した。

 昨年から遺伝子組み換え作物の商業生産が認可されたフィリピンでは、約2万234haで組み換えトウモロコシを生産。インドでは組み換え綿花の作付面積が前年比で倍増、中国では約33%増となった。(共同)


1/22 遺伝子組み換え作物 屋外栽培に規制 北海道


 北海道農政部は、北海道内の遺伝子組み換え作物の栽培について研究機関を含め、すべての屋外栽培の中止を求めていく方針を固めた。強制力のある条例制定までの過渡的措置として、今後策定するガイドラインに屋外栽培の中止を盛り込む。遺伝子組み換え作物を規制する指針を都道府県が定めるのは初めてで、農林水産省が準備している同省管轄の試験研究機関を対象にした指針よりも厳しい内容となる。(毎日)


1/28 EU、遺伝子組み換え作物解禁へ


 EU欧州委員会は、害虫抵抗性のある遺伝子組み換えトウモロコシの輸入を認める方針を決めた。農相理事会が合意すれば、EUは約5年ぶりに遺伝子組み換え作物の解禁に道を開くことになる。

 EUは1999年以来、同作物の新規の認可凍結を続けているが、米国などのWTOへの提訴を受けて、規制撤廃の圧力に直面。欧州委は食品表示の基準を強化することで消費者に配慮、規制撤廃に乗り出していた。(共同)

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