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【農業情報クリップ】
農業情報クリップ
- 編集部
- 第71回 2004年04月01日
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【食の安全、安心】
2/10 食の安全、主婦層が敏感に
海外のBSEや鳥インフルエンザの発生について、敏感に反応しているのは、家庭の食卓を預かる主婦層――。共同通信が実施した電話世論調査で、30~50代の女性の過半数が牛肉を食べる回数を減らしたと答えるなど、「食の安全」への関心の高さを裏付けた。世論調査で「牛肉を食べる回数や量を減らした」と答えた女性は、20代が39.0%にとどまったものの、30代から50%を超え、50代は57.4%に達した。昼間、外食の機会が多い男性が全年代で20~30%台となったのとは対照的だ。(共同)
2/20 「和牛」表示で一斉調査 農水省、DNA鑑定も
農水省は、全国のスーパーなどで「黒毛和牛」や「和牛」として販売されている牛肉に偽装表示がないかどうか確かめるための特別調査を始めた。BSEの発生による米国産牛の輸入禁止で国産牛肉への需要が高まっており、不正な表示の横行を未然に防ぐのが狙い。牛肉では初めてDNA鑑定も実施する。(共同)
2/23 ダチョウ肉、注目の的
BSEや鳥インフルエンザで一部の食肉輸入が止まる中、なじみの薄かったダチョウ肉に注目が集まっている。各地のダチョウ牧場や肉の輸入業者に問い合わせが相次ぎ、注文も徐々に増加している。ダチョウ肉は臭みのない柔らかな赤身で食べやすいうえ、低脂肪低カロリー。飼育効率も良く、生後1年で体重100kg以上になる。(毎日)
2/23 「賞味期限」設定に指針
京都府の山城養鶏生産組合が半年前に採った卵を出荷した問題を受け、厚生労働省と農水省は業界の自主基準に任せている食品の賞味期限の決め方を改め、科学的に根拠のある期限設定の指針を国が示す方針を決めた。3月初めに専門家らによる検討班を設け、年内に必要なチェック項目などを盛り込んだ指針案をまとめ、2004年度中にも指針として決定する予定。(朝日)
【鳥インフルエンザ】
2/23 大分のウイルス、山口と「99%以上一致」
大分県で強い病原性の鳥インフルエンザ(H5N1型)が発生した問題で、農水省の専門家会合は、大分で検出されたウイルスは山口県の養鶏場で検出されたウイルスと「近縁」だったと発表した。ウイルスの遺伝子が99%以上一致した。ただし、発生間隔が1ヶ月以上あり、山口から大分にウイルスが直接伝わったとはいえないとしている。(毎日)
2/27 京都で鳥インフルエンザか 通報7日後、不安拡大
京都府丹波町で、鳥インフルエンザの可能性がある鶏が見つかった。約19万羽を飼育する大規模な養鶏場では毎日、1,000羽以上がバタバタと死んでいたにもかかわらず、大量死の事実は約1週間、府に報告されなかった。全国に拡大しつつある鳥インフルエンザへの不安が同業者や小売店、消費者に広がり、自治体は対応に追われた。(朝日)
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