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農業情報クリップ

2004年3月~4月 農業情報ピックアップ



3/30 遺伝子組み換え植物の使用承認へ


 環境省と農水省は、先月施行された遺伝子組み換え生物使用規制法に基づき、国内2企業が申請したカーネーション1種とトウモロコシ2種の国内使用について「生物多様性への影響はない」として承認する方針を決めた。

 カーネーションは青い花を持つペチュニアの遺伝子を組み込み、自然界にない青紫色の花を実現。サントリーがオーストラリアの企業と共同開発し、国内での使用を申請した。(共同)


3/30 ICタグにガイドライン


 効率的な在庫、物流、入退室管理などに役立つ超小型のICタグ(電子荷札)活用策を議論してきた総務省の研究会は、利用者の「プライバシー保護ガイドライン」の策定などを求める最終報告をまとめた。

 ICタグは野菜や本などに取り付け、生産・流通履歴や値段などの情報が読み取れる。多様なサービスへの活用が期待され、研究会は2010年に9兆~31兆円の経済波及効果を見込んでいる。(共同)


トピックス



3/22 ユニクロ、野菜事業を断念


 カジュアル衣料の「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、全額出資子会社で青果など食品を販売している「エフアール・フーズ」を今年6月に解散すると発表した。

 同社は、インターネットで注文を受け付けて通信販売していたが、品質を売り物にしたためスーパーの店頭価格に比べると2割程度値段が高くなって利用者が伸び悩み、2003年6月決算では、9億3,000万円の経常赤字に陥っていた。(共同)


3/22 豚コレラで防疫措置を協議


 未承認ワクチンの無許可使用が発覚した鹿児島県の養豚場の豚コレラ問題で、農水省は専門家による技術検討会を開き、防疫措置を協議した。養豚場周辺の移動制限が必要かどうか判断する。

 養豚場の他の豚に症状は見られず、鹿児島県は外部からのウイルス感染ではなく、ワクチン接種が原因と見ている。(共同)


3/24 自主流通米、3ヶ月連続で卸値下落


 自主流通米の卸相場の指標になる自主米の入札(3月分)が、自主流通米価格形成センターで行われ、61銘柄の平均落札価格(60kgあたり)は前回の2月より約4%、751円安の1万9,188円となった。下落は3ヶ月連続。4月施行の改正食糧法では、売れ行きの悪い産地は翌年の生産目標数量が減るだけに、売り切りを狙った安値競争が起きるとの観測も出ている。(朝日)

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