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農水捏造 食料自給率向上の罠

日米の農業基本計画比較から見えた農水職員の“無職責”

 農産物輸出政策についても同様だ。職権と科学性を担保に農務省職員が実行する米国の促進目標に対し、日本のはただの“情緒”だ。「国産は世界に類を見ない高品質。これからは攻めの農政で農産物輸出1兆円」と威勢はいいが、売りにいく人に“精々ガンバレ”とばかりに国産展示会展示料などに助成するのみだ。出展の現地コーディネートも民間企業に丸投げし、農水職員はその様子を出張費を使って物見遊山のノリで見に行くだけだ。

 食料自給率の無策を問う以前に、農水省の役割とは一体何か、その職員の職務とはどうあるべきか、根本から問い直さなければ何も変わりそうにない。

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