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【編集長インタビュー】
商品の本質的価値を見つめ直し、世界の中でビジネスチャンスを掴む
- 須藤本家(株) 代表取締役 須藤悦康
- 第35回 2007年08月01日
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昆吉則(本誌編集長) 本日は『郷乃譽』をはじめとした、とても個性豊かな日本酒を試飲させていただきました。そのどれもが、まったく違う味わいで、「このお酒だったらあの料理と合うな」といったように、イメージが膨らむ味わいのものばかりでした。
須藤悦康(須藤本家(株)代表取締役社長) ありがとうございます。
昆 須藤本家さんの日本酒は、以前から日本国内のみならず、海外でも高く評価をされていますが、この4月にも「インターナショナルワインチャレンジ2007」でも受賞されたそうですね。こちらはどのような内容の大会だったのでしょうか?
須藤 毎年、英国・ロンドンで開催されています、世界最大規模のワインコンクールです。今大会から日本酒部門が創設されまして出品しました。トータルでの出品は500銘柄あったようですが、おかげさまで、私どもで出品した3銘柄のうち、金賞と銀賞を各1銘柄受賞し、もう1銘柄がそれに準ずる評価を受けました。審査員はワインの専門家が400名、それぞれいわゆる「美味い酒とは何ぞや」という審美眼をお持ちの方ばかりですので、そのような方々に一定の評価をいただけたことは嬉しく思っています。
須藤悦康(須藤本家(株)代表取締役社長) ありがとうございます。
昆 須藤本家さんの日本酒は、以前から日本国内のみならず、海外でも高く評価をされていますが、この4月にも「インターナショナルワインチャレンジ2007」でも受賞されたそうですね。こちらはどのような内容の大会だったのでしょうか?
須藤 毎年、英国・ロンドンで開催されています、世界最大規模のワインコンクールです。今大会から日本酒部門が創設されまして出品しました。トータルでの出品は500銘柄あったようですが、おかげさまで、私どもで出品した3銘柄のうち、金賞と銀賞を各1銘柄受賞し、もう1銘柄がそれに準ずる評価を受けました。審査員はワインの専門家が400名、それぞれいわゆる「美味い酒とは何ぞや」という審美眼をお持ちの方ばかりですので、そのような方々に一定の評価をいただけたことは嬉しく思っています。
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須藤悦康 スドウヨシヤス
須藤本家(株)
代表取締役
1954年茨城県友部町(現・笠間市)生まれ。1976年東京農業大学醸造学部卒業、同大学院博士課程(農業経済学)修得。須藤本家第55代目当主。96年法人化し、代表取締役社長就任。なお、文献によれば須藤本家の創業は1141(永治元)年にも遡り、現存する蔵としては日本最古とも。同社の現在の売上高の15%は輸出が占め、『郷乃譽』を始めとする商品は、海外のソムリエからも評価されている。
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