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【スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術】
無農薬有機栽培と大規模経営を巧みな技術と機械化で両立
- 葡萄園スギヤマ 代表 杉山経昌
- 第34回 2007年08月01日
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有機物循環の条件を整え農薬を使わず作業を省力化
鬼怒川流域で水稲と畑作の輪作を行なう杉山氏は、栃木県でも有数の大規模農家である。いわゆる有機栽培に取り組んでいるが、単に堆肥を入れるだけでなく、適期・適度の投与と、それを餌として活性化する微生物とのバランスを考えた土づくりを目指している。農薬を控えているのも、有用な微生物を活性化させ、土作りのサイクルを健全化するためだ。水田が本来持つ生物の多様性を活かし、省力的で持続可能な有機物循環農業を実践しているのである。
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杉山経昌 スギヤマツネマサ
葡萄園スギヤマ
代表
1938年東京都生まれ。千葉大卒。会社員を経て50歳で新規就農。ブドウ計52a、モモ20aを栽培し、直売、地方発送するほか、道の駅でも販売する。年間売上高は約900万円。自家用にはカキ、ナシ、リンゴ、イチジク、ビワなどの果樹、ソバ、小麦、モチ米も栽培する。著書に『農で起業する!脱サラ就農のススメ』(築地書館)がある。
スーパー読者の経営力が選ぶあの商品この技術
ユーザーの経営的視点で商品が選ばれ、その経営に即した評価が語られてこそ、それら商品が持っている現場での利点・問題点が伝わるのではないか。このコーナーでは、本誌読者の中でも経営力の高い農業経営者にご登場いただき、彼らが現場で使用している機械・資材、ビジネスツール等を選択した理由と、その評価を含め紹介していく。
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