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『農業経営者』定例セミナー

草とりは、上手くなっては駄目なんだ

  • 高松求
  • 第10回 2008年03月21日

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イノベーション(革新)は自らの弱点や問題を見据える者にしか実現できない。「草取りは、上手くなっては駄目なんだ」という高松氏の意図は、習慣に染まり、日常の問題点を見過ごしてしまう者たちへの警鐘である。イノベーションそのものであった同氏の農業経営者としての人生をとおして、経営とは、農業とは、夢とは、何かを問う。
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【『農業経営者』編集部からのセミナー解説】 

弊社代表に本誌の創刊を動機付けた茨城県牛久市の高松求氏( 77歳)に、大変失礼ながら上記のテーマで3月21日のセミナーの講師を務めて頂いた。

 22歳で養子として高松家に入り、畑45aから農業経営を始めた同氏。素人からのスタートで、手が遅く作業について行けない。1年目の冬、保有する農地の平面図を描き、畑と家の位置の不自然さに気付く。別荘地だった家屋は、農作業に適さない配置だった。3年後、同氏は先代が建てた家を壊して新築する。作業の動線を合理化するための判断と実践。そこから革新的な農業経営が始まった。

 その後、農林省の4年間の統計調査に協力して、労働時間のデータをみた。4年間いつも同じところで忙しくなっている。農家の最大の問題は農繁期はオーバーワークで、冬は失業状態になることだと考えた。まず竹林を作り、秋の収穫以外に収入がない状況を改善。さらに作物の組合せと、作業手順の工夫を重ねた。

 そして農家の暮らし、そしてそれを文化的にする工夫、陸稲への挑戦、農地の所有についての合理性、野菜農家と組んだ交換輪作などに話が進んだ。農業経営者としての人生のなかで、常に現状を改善してきた実践と、その背景にある思想に、会場は咳一つなく静かに聞き入っていた。

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