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農・業界

長崎県、諫早湾干拓の入植者を公募

  • 2007年07月01日
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賃貸料は反当たり年2万円  長崎県諫早湾干拓室は、入植者の公募を今年8月に開始する。12月には農地の利用者を決定、来年4月から営農を開始できる予定となっている。農地対象地域は中央干拓地587ha、小江干拓地94ha。農地の貸付期間は5年間を単位とし、賃貸料は10a当たり年間2万円を基準とする(条件により異なる)。
賃貸料は反当たり年2万円

 長崎県諫早湾干拓室は、入植者の公募を今年8月に開始する。12月には農地の利用者を決定、来年4月から営農を開始できる予定となっている。農地対象地域は中央干拓地587ha、小江干拓地94ha。農地の貸付期間は5年間を単位とし、賃貸料は10a当たり年間2万円を基準とする(条件により異なる)。

 長崎県にはまとまった平坦な農地が少なく、大規模に展開できる優良な農地造成が事業の目的である。諫早湾干拓事業は1992年に堤防工事に着手し、97年に堤防締切。干拓地内では土壌改良がはかられ、排水設備なども整えられた。敷地内では露地栽培(タマネギ・キャベツ・ニンジン・ジャガイモなど)、ハウス栽培(メロン・イチゴ・アスパラガス)などの試験が実施され、「周辺の農地とまったく遜色のない収量が得られる」(諫早湾干拓室)との結果も出ているという。

 県では農業生産法人をはじめ、多様な経営体による収益性の高い近代的な畑作営農が展開されることを見込んでいる。問い合わせは、095―895―2051まで。

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