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叶芳和が訪ねる「新世代の挑戦」

米国に学び技術革新と財務 分析で儲かる養豚業に成長 グローバルピッグファーム(株)(群馬県渋川市)

良質な豚肉として消費者にも広く知られる銘柄豚「和豚もちぶた」を生産するグローバルピッグファーム(株)。その主体は、グループに所属する全国各地の家族経営農場だ。輸入豚肉が浸透する中にあって着実に成長を続ける同社には、家族経営の農家が生き残るための仕組みと戦略、世界を見据えたビジョンがあった。
家族経営農場を束ねて儲かる養豚業を確立

 家族経営農場をベースに儲かる農業を確立した養豚集団がある。グローバルピッグファーム(株)(以下、GPF)は、大規模農場化で国際競争を生き残ろうとする養豚業界の流れの中で、小農主義の持つ「結いの精神」に加え、「法人化」「サイエンス」「競争原理」の3要素をグループ運営に持ち込み、家族経営であることをむしろ強みに転化し、離農・倒産トレンドが支配する養豚業界で発展してきた。

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