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【高橋がなりのアグリの猫】
僕がとことん「都市農業」にこだわる理由
- 国立ファーム(有) 代表取締役 高橋がなり
- 第3回 2007年07月01日
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あくまでも「都市農業」にこだわりたい僕は、この4月、5月と国立近辺で農地を探していました。眠っている土地がたくさんあるので、「宅地化農地なら、すぐ買えるだろう」と考えていたところ、土地はあるにはあるんです。けれども、その価格を聞いて僕は驚きました。東京・国立の売り農地が坪150万円、一反弱で約4億円!
そこで僕は「買えないのならば、借りよう」とJAさんに仲介してもらって探したところ、年間34万円の貸し賃で170坪の土地を見つけました。けれども、そこは「駐車場として使うのならいいけど、農地としては貸さない」ということでした。
そんな折、僕は隣市の農業委員会の会長にお会いして直接、話す機会がありました。すると彼が言うには、「得体の知れないお前たちに、土地を貸すはずがないだろう。自分で耕作をしていれば、それは立派な農地だけれど、人に貸せば、それは財産になるんだから」(要約)とのこと。
なるほど、たしかにその通りです。さらに彼はつけ加えます。
そこで僕は「買えないのならば、借りよう」とJAさんに仲介してもらって探したところ、年間34万円の貸し賃で170坪の土地を見つけました。けれども、そこは「駐車場として使うのならいいけど、農地としては貸さない」ということでした。
そんな折、僕は隣市の農業委員会の会長にお会いして直接、話す機会がありました。すると彼が言うには、「得体の知れないお前たちに、土地を貸すはずがないだろう。自分で耕作をしていれば、それは立派な農地だけれど、人に貸せば、それは財産になるんだから」(要約)とのこと。
なるほど、たしかにその通りです。さらに彼はつけ加えます。
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高橋がなり タカハシガナリ
国立ファーム(有)
代表取締役
1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後テリー伊藤に見込まれ、「元気が出るTV」などのディレクターを務める。30歳で起業するも、二社の経営に失敗。三度目の正直でアダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド株式会社」を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退する。2006年4月に「青葉株式会社」を立ち上げ、農産物の生産から流通、販売まで一貫して取り扱う「国立ファーム設立準備室」を青葉株式会社内に作る。過去にNTV「マネーの虎」に出演して一躍注目を集めたほか、『サイゾー』『Big tomorrow』『Ray』『R25』『フロム・エー』など多くのメディアに登場。人生を切り拓く独自の哲学が若者のみならず多くの人々の共感を得る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『がなり流!』(青春出版社)、『社長の遺言』(インフォバーン)などがある。
高橋がなりのアグリの猫
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