ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

新・農業経営者ルポ

私はまだまだ経営努力が足りていない

農業大学校時代、染野実は劣等性だった。しかし、学生時代に優等生だった学生が必ずしも優れた経営者になるとは限らない。劣等性だった染野は関東の土地利用型農業をリードする経営者の一人に成長してきている。そこには父・要の存在があった。取材・文/昆吉則 撮影/編集部
茨城県有数の土地利用型農業法人

 茨城県坂東市、旧地名では猿島郡猿島町。そこに昨年の実績で水田30ha、畑47ha(麦20ha・陸稲10ha、ソバ10ha、ジャガイモ7ha)を生産し、作業請負90haも行なう(有)ソメノグリーンファームがある。生産するコメは全量、給食業者を中心にキロ350~400円で販売。昨年の売り上げは約1億1400万円。代表者の染野実(48歳)と経理などを担当する妻・千種(46歳)。社員は7年間勤めている加藤一昭(43歳)、5年目の片岡孝介(25歳)の2人。そのほか、年間の臨時雇用が約200名。父の要(75歳)、母の千代子(70歳)はもう引退。3人の娘たちは染野の仕事を受け継ぐとはまだ言い出さない。でも、染野は社員の中からこの法人を継ぐ者が出てきても良いとも考えている。

 ソメノグリーンファームは県内でも有数の土地利用型農業法人であるが、代表者の染野はかつて、茨城県農業大学校の落ちこぼれ学生だった。

関連記事

powered by weblio