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【新・農業経営者ルポ】
私が売るのは、イチゴではありません
- (有)ストロベリーフィールズ 社長 遠藤健二
- 第57回 2009年03月01日
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非農家出身の新規就農者が最高レベルのイチゴ生産者に
本誌2月号の裏表紙、国立ファームの広告「農業改革・国立ファームNEWS」を覚えておいでだろうか。紅白のイチゴの写真とともに、同社が12月から新宿の高級デパートでホワイトイチゴを販売開始した旨の紹介がなされている。小売の初値は紅白18粒入りで8400円とある。国立ファームに問い合わせてみると、その後も連日完売の人気商品になっているという。このホワイトイチゴの生産を担当しているのが、今回紹介する遠藤健二である。
遠藤は、楽天の様々なイチゴ販売部門で売れ筋ランキング第一位の座を維持している人物でもある。非農家の出身で、いわゆる「新規就農者」だ。そんな遠藤が、「就農」から約10年目にして最高レベルのイチゴ生産者になり、商品開発やマーケティングにおいてもリードしているのである。
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遠藤健二 エンドウケンジ
(有)ストロベリーフィールズ
社長
1966年宮城県生まれ。農業コンサルタントを経て、98年、マレーシアに渡り農場を経営。99年に帰国し、妻の実家のある茨城県で(有)ストロベリーフィールズを設立。50aのハウスで「とちおとめ」「初恋の香り」などを栽培し、インターネットによる直販や、高級デパートなどのこだわりの販路を展開している。
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