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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

[前編]規模もやり方も違う農場で、父とは違う養豚を目指す

  • (株)はざま牧場(宮城県都城市)×(有)コッコファーム(熊本県菊池市) 養豚事業部×選卵部門 工場長 有馬聡×堺浩司
  • 第28回 2008年11月01日

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今回、(有)コッコファームの堺浩司氏が対談したのは、宮崎県で大規模農業を展開している(株)はざま牧場の養豚事業部に勤務する有馬聡氏。実家も養豚農家だという有馬氏に、あえて農場の社員として働く理由や父との関係について話を聞いた。
スケールの違う農場で視野を広げる

堺 農場を見せていただきましたが、かなり規模が大きいんですね。しかも、別の地域にもまだ農場があるとか。

有馬 見ていただいたのは事務所周辺にある一部の施設ですが、県外も含めると約30カ所に直営農場があるんですよ。僕が働いている養豚事業部で見ている豚だけでも全部で7万2000頭くらいになりますし、ほかにも牛や野菜、肥料、食肉事業部もあります。

堺 幅広くやってるんですね。こんなに大きい農場があるとは思いませんでした。

有馬 社長が20歳くらいときに2頭の豚から始めて、一代でこの規模にしたそうなんです。実際、社長と話してみると、ほかの人とは違った発想を持っていて、誰も考えつかないようなところに着目している。僕が言うのもなんですが、凄いと思いますね。

堺 そういう方だから会社も大きくできたんでしょうね。そういえば、僕は農場を案内してくれている時の有馬さんにも感心したんですよ。わからないことがあると、正直にそのことを伝えてくれたじゃないですか。簡単なことのようで、これがなかなか言えないんですよ。僕は下手に説明しようとして墓穴を掘ってしまうこともある(笑)。有馬さんのそうした姿勢は見習わせていただきます。おそらく仕事もそのような姿勢で取り組まれているんでしょうね。

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