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江刺の稲

田牧・木村両氏の“メイド・バイ・ジャパニーズ”

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第148回 2008年08月01日

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6月7日、カリフォルニア在住の田牧一郎氏が訪ねて来た。「農・業界」でも紹介した通り、同氏は三井物産との合弁でウルグアイに技術指導と種苗管理を行う現地法人を設立するとの報告のためであった。同時に、そこで一緒に働いてくれる青年を紹介してほしいとも。関心のある方は筆者までお問い合わせを。
同氏は、ウルグアイでの“メイド・バイ・ジャパニーズ”を目指して、本誌とともに読者へ呼びかけてきた。数名の読者とともに現地を訪れ、現地の日系農場との農地貸借に関する交渉も進んでいたが、最終的に日本企業である農場オーナーの了解が取れないまま、計画は頓挫した。それだけに、同氏による現地法人設立の話題は、明るいニュースとして報告しておきたい。

ただし、ウルグアイでは、世界的な穀物高騰を受けて、インディカ米も高騰しており、さらにコメより生産が容易な大豆への転換も進んでいるという。そんな状況の中で、同地でのジャポニカ米生産が急激に伸びるとは言えそうもない。しかし、それは“メイド・バイ・ジャパニーズ”を狙う日本人にとっては競争がなく、むしろチャンスだと田牧氏。しかも、燃料代が上がるにつれて、カリフォルニアから米国東海岸に陸送するより海路で南米から移送する方が物流費も安く済むとか。また、同氏は日本製のレベラーや汎用コンバインがその作業精度の高さや刈り取りロスの少なさゆえに、カリフォルニアやウルグアイで高い市場性を持つことをあらためて強調していた。

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