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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

[後編]見つけたのは「やりがい」 「聞くだけ」ではなく、「成長」のある仕事をする


山下 私は、自分の成長を実感するのが嬉しいから続けてこれたんだと思います。といっても、この仕事が好きになったのは、お客さんの反応を知ってからですね。

齋藤 というと?

山下 入社してまず驚いたことなんですけど、お客さんから電話がかかってくる度に「この農場の文旦は美味しい」とか、とにかく褒められるんです。それまでに経験した仕事で、お客さんからダイレクトに感謝の言葉をもらうことなんてありませんでしたし、大体トップダウンの会社で仕事にやりがいを持つこともありませんでした。

森 大抵の仕事は流れ作業の一部として、やらされる感じなんですよね。

山下 そもそも農業に関心を持ったのは、そういう風に仕事をすることに疲れてしまって、のんびり働きたいと思ったからなんです。それが、こんなにやりがいのある仕事に出会えたわけですからラッキーでしたね。だから、農業に対する見方も180度変わりました。以前は、農業をしている人は仕方なく後を継いでいるんだろうと思っていたり、いいイメージを持っていなかったんです。

齋藤 百姓は凄い仕事なんですよ。農薬や肥料、土のことだけじゃなくて、化学や気象学、地域のコミュニティなんかも学ばなくてはいけない。すべてを網羅している仕事だと思います。それに、究極のところ自分を保障するのは自分の力量でしかないわけで、大事なのは自分がいかに地に足を付けるかですよね。百姓はまさにそういう仕事だと思います。僕はそんな人間になりたいんですよね。

山下 カッコいいですね。私はスタッフみんなと一緒に美味しいものを作り続けて、もっとファンを増やしたいですね。会社が大きくなって有名になったりしたら、地元の人を雇用したり、観光客が来て地域が繁栄したりするかもしれない。私はそんな会社の成長の仕方を思い描いています。

齋藤 そういえば、お2人は最近ご結婚されたとか。そんな風に会社が大きくなったら、子供が産まれて大人になったときに、この農場に勤めるということもあり得ますね。

森 そうですね。それはいい目標になります。

山下 できれば、この農場にずっと勤め続けて自分たちでそんな農場にしていきたいですね。

齋藤 じゃあ、お互い頑張りましょう。今日は勉強になりました。ありがとうございました。

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