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リレー訪問 農場に勤める誇りと夢

[前編]仕事の意味を問い直し、スタッフ主導で進める農場づくり

森 それは難しそうですね。

齋藤 善悪の基準で判断できないところがあるんですよ。良かれと思ってやったことが実はいけなかったとか。スタッフにはそれがわからないんです。こういう事情もあって、うちは基本的にトップダウンですね。

山下 “やらされ感”とかありません?

齋藤 そうでもないですね。作業の流れもわかっているし、僕はなんでもやりますから。社長と役員の人は海外研修の先輩なので信頼関係もできています。若い者から出た意見にも聞く耳を持ってくれますね。

山下 大概のところは、それがないんですよね。うちは何かといえば会議を開いて話し合いですから。給料も自分たちで決めていいんですよ。

齋藤 給料もなんですか。

森 仕事ごとを3段階で評価する制度があって、その評価によって給料が決まるんです。自分に何が足りないのかもわかるので、そういう意味でもいい制度ですね。ただ、評価をどうやって決めるのかが難しくて、すべてを自分たちで決める事ができているわけではないですね。基盤はできてきたので、これからはスタッフでやっていけそうな感じです。

齋藤 お金は仕事の評価ですから大事ですよね。といっても、まず自分が働いて収益を上げていかないといけないんですけど。そのためにも、まだまだ努力をしないといけないし、社内でもいろいろと話をしなくてはいけないんでしょうね。(つづく)

すべては共に生き働く仲間とその家族のために私達は まごころをこめて育てたみかんを通じてお客様に感動と幸せを そして自然と共に生きる喜びをお届けします。
(有)大串農園 経営理念

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