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農業技術進化系

農薬 イネの二大病害をひとつの成分で防除 使用農薬成分数、使用回数の低減が図れる

BASFアグロでは、自社開発の新規有効成分「嵐」(オリサストロビン剤)を含む水稲用殺虫殺菌剤を2006年8月に登録。07年より販売を行なっている。
 BASFアグロでは、自社開発の新規有効成分「嵐」(オリサストロビン剤)を含む水稲用殺虫殺菌剤を2006年8月に登録。07年より販売を行なっている。

 「嵐」の開発は、BASFドイツ本社にて95年より開始。水稲だけを対象に開発した農業製品は、現時点ではこの「嵐」のみで、水稲をターゲットにした戦略品目として位置付けている。

 本剤はイネの主要病害であるいもち病と紋枯病に高い効果を発揮する。残効性にも優れ、育苗箱処理により葉いもちはもとより、穂いもち防除まで対応。使用薬剤成分数および散布回数の削減を求める時代のニーズに対応した製品である。処理適期幅が広いのも特長で、播種時から移植当日まで、農作業スケジュールに合わせやすい剤となっている。

 初年度の07年は順調に出荷され、期待通りの効果を示し、生産現場から高い評価をいただいた。一方で、播種時処理で他農薬同様に後作物への残留が懸念されるので、ビニールシートを敷くことや、育苗箱からこぼれないように撒くなどの啓蒙が必要だと考えている。

 現在、「嵐」シリーズにはフィプロニルとの混合剤「嵐プリンス」、クロチアニジンとの混合剤「嵐ダントツ」、ジノテフランとの混合剤「嵐スタークル」があり、品目的に揃った状態にある。今後もさらなる販売拡大を見込む。

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