ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

ちょっとちがうぜ中国で農業

13億人を養うためのGM作物

 日本では、新しい種を生み出す「フランケンシュタイン技術」と報じられることもある遺伝子組み換え(GM)技術だが、中国では将来に備えてGMに関する取り組みが米国に次ぐ勢いで進められている。
必要に迫られたGM作物導入

 日本では、新しい種を生み出す「フランケンシュタイン技術」と報じられることもある遺伝子組み換え(GM)技術だが、中国では将来に備えてGMに関する取り組みが米国に次ぐ勢いで進められている。

 中国は、世界の人口の22%を占めていながら、耕作面積は8%、水資源は6%と食糧を自給するには心もとない状況である。砂漠化が進みつつある中で耕作面積を増やすのは困難であるため、収量が上がり干ばつに強い作物が要求される。その開発は従来育種では追いつかず、GM育種や宇宙育種に頼らざるを得ない。GM作物を世界で一番最初に野外栽培した国が中国であることからも、その重要性がうかがえる。

関連記事

powered by weblio