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【ちょっとちがうぜ中国で農業】
13億人を養うためのGM作物
- 土下信人
- 第50回 2009年05月01日
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必要に迫られたGM作物導入
日本では、新しい種を生み出す「フランケンシュタイン技術」と報じられることもある遺伝子組み換え(GM)技術だが、中国では将来に備えてGMに関する取り組みが米国に次ぐ勢いで進められている。
中国は、世界の人口の22%を占めていながら、耕作面積は8%、水資源は6%と食糧を自給するには心もとない状況である。砂漠化が進みつつある中で耕作面積を増やすのは困難であるため、収量が上がり干ばつに強い作物が要求される。その開発は従来育種では追いつかず、GM育種や宇宙育種に頼らざるを得ない。GM作物を世界で一番最初に野外栽培した国が中国であることからも、その重要性がうかがえる。
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土下信人 ツチシタノブヒト
1949年愛知県生まれ。95年、沖縄で(有)土下を設立。組織培養技術を活用した苗生産・販売を中心とした農業のコンサルタント業務を開始。上海で組織培養施設への指導を行ない、2003年同地で組織培養会社、上海百奥微繁植物有限公司を設立。HP『大きな国で』を開設。
ちょっとちがうぜ中国で農業
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