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高橋がなりのアグリの猫

「らでぃっしゅぼーや」さん、格下が生意気申し上げます

前号「『消費者に不便をかけて喜びを与える!』プレゼン撃沈す!!」の続きです。
 前号「『消費者に不便をかけて喜びを与える!』プレゼン撃沈す!!」の続きです。

 前号で「らでぃっしゅぼーや」の緒方社長のインタビューが掲載されていましたが、「消費者のニーズと生産者のニーズを調整する能力が流通業者の最大の付加価値である」というニュアンスの発言には大賛成ですが、「芸術家……」の発言には物申したいです。AV時代、社長の僕は社員ディレクターたちに「会社の金で芸術家するんじゃねぇ! プロの映像クリエイターという確実に利益を出せる映像職人になれ!」と言ってきました。その反面、制作者としての僕は3作品に1作品当てればラッキーと思えるような芸術作品創りをしていました。そして大ヒットを当てまくり瞬く間に僕は日本一有名なAV制作者になり、その結果、僕の会社の新卒入社希望者が激増し、その多くは制作部希望者でした。

 制作活動を誰よりも熱心にする人たちの中から選ばれた才能のある一部の人間ですら名誉と経済的評価を得られることがなければ、その業界に若者たちは憧れて夢を持てるはずがありません。緒方社長の「商売で芸術をするんじゃない!」をよく理解している上で言わせてもらいます。自分のリスクで芸術品を創りあげた生産者がいるのであれば、商売人として彼らを農業界発展のために利用してあげるべきではないでしょうか。

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