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農・業界

ファーム富田 (北海道中富良野)、ラベンダーの周年開花達成へ

  • 編集部
  • 2003年09月01日
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ラベンダーの冬季開花を実現した観光農園㈲ファーム富田(北海道中富良野町)が、今年、初めて秋にも花を咲かせることに成功。周年での開花を達成する見通しとなった。同社は90年代半ばから、ビニールハウスを使った試験栽培を実施。2000年には150平方メートルの温室「グリーンハウス」を建て、日照時間や光の強さ、換気などを調整しながら研究を続けてきた。  
中富良野・ファーム富田

 冬季については、1999年から開花にこぎつけ、温室が完成してからは、気温が-30℃にまで下がる真冬でも、来園者は美しい花を楽しめるようになった。その後は秋季開花が課題だったが、9~10月に花を咲かせるためには、その半年前から管理に取りかかる必要がある。夏場には花畑のラベンダーが盛りを迎えるため、その作業と重なってしまうといった難しさもあった。

 秋季開花への取り組みが本格的に始まったのは去年から。冬季用に蓄積したデータを応用し、生育を調整しながら、水の管理にも手を加えた。その結果、今年は発色、香りとも十分なラベンダーが、秋にも花を咲かせることがほぼ確実で、同社の念願だった周年開花が達成される見込みとなった。

 周年開花の達成について富田均社長は「暖房費用などを考えると、採算は合わないかもしれないが、1年中花が咲いていることで企業イメージの向上につながる。ラベンダーは富良野の代名詞でもあり、地域への貢献にもなる」と話す。

 ファーム富田は年中無休で、グリーンハウスは入場無料。今年は110万人以上の観光客を見込んでいる。

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