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農・業界

ロック・フィールド (本社:兵庫県神戸市)、野菜と果物のジュースバー出店を加速

  • 編集部
  • 2003年09月01日
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惣菜大手の(株)ロック・フィールド(本社神戸市・岩田弘三社長)が、ジュースバー「ベジテリア」の出店を加速させている。買い物途中や会社帰りに気軽に立ち寄れ、野菜や果物の搾りたてのジュースをその場で飲めるスタイルが好評で、大手百貨店を中心に8月末には18店、10月末には32店と、出店を重ねていく。3年後には200店を目指しており、事業規模は150億円に拡大する見込み。  
 ベジテリア1号店は、昨年9月にオープン。「体にいいと分かっていても、一度に色々な野菜をたくさん食べるのは難しい」という消費者の悩みに応え、生ジュース約10種類を1杯250~450円で提供する。人気の高い「ゴーヤー&パイン」のゴーヤーは宮崎産、「プラム」には山梨産を使用。「30品目スペシャルミックス」や、栄養価の高いピーマン「アナスタシア」のジュースも販売している。

 同社はこれまで、惣菜の「RF1」「そうざいや地球健康家族」などの展開を通じて、産地を開拓しながら、品種選定や栽培法の工夫などで産地との協力を進めてきた。ベジテリアでも、健康や安心・美味しさ・品質・鮮度を保証できる農産物の確保を目指しており、ニンジン(ベーターリッチ)は、(株)トミイチ(北海道旭川市・青果流通加工業)や四位農園(宮崎県野尻町)から、無農薬栽培にこだわるコマツナは、三谷農園(静岡県豊田町)から仕入れている。さらなる出店加速に向け、「生産者とのパートナーシップ強化は不可欠。顧客の信頼を獲得し、ともに成長する関係を目指したい」(同社購買部)と語る。

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