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農・業界

NPO法人ジュントス (鹿児島県種子島)、サーファーが米を作って島おこし 島外でも販売へ

  • 編集部
  • 2003年09月01日
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サーフィンをするために、全国から鹿児島県種子島に移り住んだ若者が作った「サーファー米」の販売が8月から始まった。島おこしに取り組むNPO法人ジュントス(有馬寛治理事長)の活動に若者が協力して去年から始まったもの。今年は去年の2倍の面積で栽培し、島外にも販売する予定だ。  
 種子島には20代中心のサーファーが300~400人滞在している。島へのIターン・Uターンを推進しているジュントスが「若者の力を借りれば過疎化対策にもなる」と持ちかけたところ、約40人が地元農家の指導を受けながら、耕作放棄地を利用してコメ作りに挑戦。コメの名前をサーファー米と名付けた。

 サーファー米は島の土産店などで売られており、2合入り500円。島にあるロケット発射基地にちなんだロケット型のパッケージも観光客らには好評で、去年は約350kgが発売から1カ月余りで完売した。ジュントスには、大学教授、デザイナーなど地域活性化の専門家が協力し、企画に助言を与えている。

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