ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

農・業界

パールマッシュ(有) (佐賀県鳥栖市)、直径7cm 巨大マッシュルーム

  • 編集部
  • 2003年10月01日
    • 無料会員
    • ゴールド
    • 雑誌購読
    • プラチナ
東京・大阪で試食PR 生産者の古賀さん、加工品開発にも意欲  佐賀県鳥栖市のマッシュルーム生産者、パールマッシュ(有)では、このほど、大阪と東京の百貨店で、ジャンボマッシュルームの試食販売を行った。これまでも福岡市内のスーパーや百貨店で定期的に実施してきたが、本州への進出はこれが初めて。

 東京・大阪で試食PR 生産者の古賀さん、加工品開発にも意欲  佐賀県鳥栖市のマッシュルーム生産者、パールマッシュ(有)では、このほど、大阪と東京の百貨店で、ジャンボマッシュルームの試食販売を行った。これまでも福岡市内のスーパーや百貨店で定期的に実施してきたが、本州への進出はこれが初めて。

 自ら売り場に立った代表の古賀麻雄さんは、消費者と直に接して手応えをつかむ一方、鮮度が失われやすい遠隔消費地での販売の難しさも痛感。「拡販のためには、加工品の開発が不可欠」と新たな課題に意欲を燃やしている。

 ジャンボマッシュルームは直径7cm以上のキングサイズ。きめが細かく味も濃厚で、栽培技術をもつ生産者は少ない。

 試食販売を行ったのは高島屋大阪店と伊勢丹新宿店(東京)。マッシュルームのソテーを試食した買い物客の反応はおおむね好評だった。しかし、売り場の鮮度管理や高めの価格設定、消費者や百貨店のマッシュルームに対する認識の低さなどが課題として残り、「必ずしもお客さんに満足してもらえるものが提供できていない」と古賀さんは受け止めている。

 この体験を経て古賀さんは、これまでおいしいものさえ作れば売れると思っていた考えが、「180度変わりました」という。今後は手軽でおいしく食べられる冷凍食品などの商品開発にも力を入れていく考えだ。

関連記事

powered by weblio