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農・業界

石油販売 隅田商事(株)(東京都渋谷区)、自社農園を開設

  • 編集部
  • 2003年10月01日
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石油の卸販売、不動産、飲食店経営などを手がける隅田商事(株)(東京都渋谷区)は、千葉県に自社農園「ピアザ・エコ・ファーム」を開設。バレイショやキュウリを栽培し、この夏から都内6ヶ所の直営レストランに供給し始めた。

 石油の卸販売、不動産、飲食店経営などを手がける隅田商事(株)(東京都渋谷区)は、千葉県に自社農園「ピアザ・エコ・ファーム」を開設。バレイショやキュウリを栽培し、この夏から都内6ヶ所の直営レストランに供給し始めた。

 同社は2001年5月、千葉県富津市の牧場跡地と雑木林計106.8haを取得。農業経験のない社員を動員し、当初はトラクタもない状態で開墾を始めた。完成した農園は約30aで、専従スタッフが無農薬野菜の栽培に取り組むほか、社員も交代で農作業に参加している。

 石油業に携わる同社は、長年、環境保護を重視しており、雑木林を保全しながらの農園経営は山本正旺社長の夢だった。今年は、社内4事業本部対抗による「ジャガイモ収穫レース」や子供たちを対象にした自然観察バスツアーも実施した。

 また山本社長は、米国先住民で環境活動家としても知られるデニス・バンクス氏と親交が厚く、先住民の食文化や自然食品を紹介するレストランを都内で経営している。レストランではバンクス氏の会社から直輸入したミネソタ産のバイソン・ミートなどに、農場産の野菜を添えて提供。ビジネスを通して自然との共存を提案している。


 

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