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農・業界

観光農園ゆめ・大国 (岐阜県山岡町)、パン製造・販売始める

  • 編集部
  • 2003年12月01日
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岐阜県山岡町の観光ハーブ園「ゆめ・大国」(市川並三代表)は、今年からパンの製造、販売を始めた。天然酵母を使い、園内で栽培しているハーブのエキスを水に加えて、食パン、菓子パンなどを焼き上げている。現在は週4日ほどのペースで来園者向けに売るほか、近くの野菜直売所にも置いており、今後、販路の拡大を目指す。  
ハーブ水でふんわり感

 天然酵母は、自家製とメーカーから仕入れたものを使用。パンは、普通の食パン(1斤半500円)や黒豆、小麦胚芽などが入ったパン(550円)、雑穀入り(600円)などのほか、農園で飼育しているウコッケイの卵から作ったカスタードクリームを入れたクリームパン、栽培しているブルーベリーをあしらった菓子パンなど様々な種類をとりそろえた。

 パン作りに欠かせない水には、自社製のカモミール、レモングラス、ミントなどのエキスをブレンドしたところ、ふんわりした焼き上がりが実現できたという。「ハーブの成分にはパンを日持ちさせる効果もあるようだ」と市川代表は話す。今後は国産小麦の使用も検討している。

 ゆめ・大国は、ペンションオーナーから転身した同代表が1992年に開園した。約300種類のハーブを栽培し、関連商品を売るだけでなく、来園客に栽培技術を教えるアフターサービスにも力を入れている。

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