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農・業界

篠原大氏(山梨県明野村)、浅尾大根 500本がパチンコ景品に

  • 編集部
  • 2003年12月01日
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山梨県明野村の篠原大さんが栽培する「浅尾大根」500本が、11月12日、隣町のパチンコ店で景品として配られ、好評を博した。取引先の寿司店にたまたま来店したパチンコ店オーナーが、刺し身のツマとして出された篠原さんのダイコンに着目。そのおいしさにひき付けられ、感謝イベント用の景品として採用した。イベント当日は、端玉交換用の特殊景品として、常連客を中心にダイコンが5本ずつ配られ、「この地域のお客さんは、浅尾大根の美味しさを知っているので、評判がいい」とオーナーは話している。  
 明野村の浅尾地区は、古くからダイコンの名産地として知られる。「日照時間日本一」の気候に加え、適度な排水性と保水力を併せ持つ火山灰土は土目が深く、根菜の栽培に適していることから、甘味のある良質なダイコンが育つ。練馬や三浦と比べると、知名度はまだ低いが、篠原さんは「多くの人に浅尾大根を知ってもらおう」と、県内外の飲食店やスーパーに積極的に売り込みをかけてきた。

 11月下旬からは、神奈川県を中心に約40店のスーパーを展開する「スズキヤ」の店頭にもお目見えする予定だ。篠原さんは、バレイショ、タマネギでも同社との契約栽培を続けている。味の良さから、お客さんの間で「篠原ブランド」が定着していることから、ダイコンへの期待も高まっているという。

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