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農・業界

「季の野の森の台所」(愛知県美浜町)、味噌作り講習会

  • 編集部
  • 2004年02月01日
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森川光男、美保夫妻が主宰する「季の野の森の台所」(愛知県美浜町)では、1月末から3月中旬まで、24回にわたり味噌作り講習会を開く。原料には自家採種した大豆などを使い、参加者は美保さんの指導で容器に味噌を仕込んで持ち帰るシステム。1997年に参加者5人から始めたが、今年は120人を超える見込みという。

今年は参加者120人に

 森川光男、美保夫妻が主宰する「季の野の森の台所」(愛知県美浜町)では、1月末から3月中旬まで、24回にわたり味噌作り講習会を開く。原料には自家採種した大豆などを使い、参加者は美保さんの指導で容器に味噌を仕込んで持ち帰るシステム。1997年に参加者5人から始めたが、今年は120人を超える見込みという。

 味噌は白、赤、ミックス、麦の4種類で、料金は6200~6500円(約10kg)。原料には島本微生物農法で栽培した大豆や、故三浦茂氏の「秘伝」を受け継ぐ中定商店(武豊町)の麹、伊豆大島産の塩「海の精」を使用する。

 森川夫妻は中定商店で醗酵技術を学び、「味噌作りは微生物農法に通じるものがある」と語る。麹をできたてのいい状態で使い切り、無駄なく味噌を仕込むため、会への参加申し込みは2週間前までと決めている。

 初回から参加している板倉弘子さんは、「森川さんの大豆は、ゆでただけでほのかに甘い。講習会でいろんな人に出会えるのも楽しみ」と語る。

 昨年は冷夏で収量が少なかったが、美保さんは「講習会には150人まで受け入れられる。参加者がさらに増えるようなら、今年は作付けを増やしたい」と張り切っている。

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