ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

高橋がなりのアグリの猫

農業の世界も「AV」を見習うべきだよ!

 農業の世界はあまりにもレベルが低いです。早くAVを見習っていい業界に変わればいいのに。だから、こんな僕にもチャンスがあるんです。

 僕はAVの世界に入ってきたときも「AVが大嫌いだ」と公言していました。けれども、そんな僕がAV業界の健全化にもっとも貢献する男となったんです。それは、なぜでしょう? 理由は簡単です。僕がAV業界とは無縁の人間だったからです。

 僕はみなさんのように農業ひと筋で生きてきた男ではありません。でも、外から入ってきた人間だからこそ、感じることもあるんです。

 この世界に足を踏み入れて、農家のみなさんがとても真剣に農業に取り組んでいることを知りました。自分の仕事にプライドを感じていらっしゃるのもよくわかります。

 けれども、ほとんどの人が「オレはマジメにやっているんだ」とか、「自分にはプライドがある」ということで現状を肯定してしまって、昔から存在している多くの問題を何ら解決しようとしていないんです。

 これは、僕が入る前のAVの世界とまったく同じ構造です。有名な監督も男優さんも、「オレにはプライドがあるから」と、世間の見方とのズレに目を向けていませんでした。

 自分の仕事にポジティブでいるのはとても立派なことだと思います。けれども、僕は当初、業界にいながらも、AVに誇りが持てませんでした。だから「AV側の視点」ではなく、「世間の論理」で、業界に多く存在していた矛盾に気がつくことができたし、世間が納得いくような業界の改善ができたんです。

 たとえば、今の農業で言えば、収入が不安定で、休みがなかなかとれない。深刻な人材難を抱えて、嫁の来てもないし、何よりも世間から、「ダサい」、「カッコ悪い」職業と思われている……。

 みなさんがいくらプライドを持っていようと、世間の「農業」に対する認識はせいぜいこんなもんなんです。これだけ問題点があるなら、変えればいいじゃないですか? 何で変えようとしないんですか?

 みなさんがやらないから、僕が変えるんです。それが、僕がこの「農業」という未知の世界に足を踏み入れた理由なんです。

 さっき言ったように、僕が入ってくる前のAVと今の農業の世界はとてもよく似ています。本来、いちばん偉いはずの「ものづくり」を担っている生産者が主人公になれずに、「流通」を握っている人間だけが儲かるいびつな構造。これを変えるための方法が僕にはあります。具体的にはおいおい触れますが、AVの世界で成功した方法を農業用にアレンジすれば簡単です。

関連記事

powered by weblio