ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

農・業界

中田農園(愛媛県伊方町)、NPOで研修生受け入れ

  • 編集部
  • 2004年05月01日
    • 無料会員
    • ゴールド
    • 雑誌購読
    • プラチナ
愛媛県伊方町の中田農園(中田圭一代表)を中心とするNPO(非営利組織)「研修生招聘協会」が、発足3年目に入った。今年度はフィリピン人20人に加え、初めてベトナムからも農業研修生を招く予定。同協会には、県外からも研修生受け入れを希望する声が寄せられており、中田代表は「同じような団体を作りたいという動きがあれば、ぜひノウハウを提供したい」と語る。
人材育成し、日本農業を世界に」今年度はベトナムからも招聘  愛媛県伊方町の中田農園(中田圭一代表)を中心とするNPO(非営利組織)「研修生招聘協会」が、発足3年目に入った。今年度はフィリピン人20人に加え、初めてベトナムからも農業研修生を招く予定。同協会には、県外からも研修生受け入れを希望する声が寄せられており、中田代表は「同じような団体を作りたいという動きがあれば、ぜひノウハウを提供したい」と語る。

 中田代表はかつて青年海外協力隊員としてフィリピンに滞在し、果樹の技術指導に当たった。帰国後は、生産者としても国際貢献をしたいと考え、かんきつ類栽培のかたわら招聘協会を設立。現在の会員数は、県内外の農業法人や生産者など23に上り、それぞれの経営内容は果樹や野菜、茶、畜産など、多岐に渡る。

 フィリピンから研修生を招聘する場合は、ベンゲット州と現地の4Hクラブを通じて、志望者を募っている。これまでに11人を受け入れ、会員・研修生双方の希望に応じて受け入れ先を振り分けてきた。さらに今年度は、ベトナムからも研修生を集める予定で、30人を目標としている。

 受け入れ側の費用負担は、往復運賃や保険、月4万円の手当てを含め、研修生1人当たり年間72万円ほど。ホームステイの形をとるが、協会では日本語講師を雇い、語学習得の場も設けている。

 会の運営について中田代表は「自腹を切ることも多いが、それも投資のうち」と話す。「国際協力はもちろんだが、日本で農業を学んだ人材ネットワークが世界に広がれば、我々としても新たな農業経営の可能性が見えてくるはず」と将来の展開に期待している。

関連記事

powered by weblio