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【高橋がなりのアグリの猫】
企画力の国立ファーム。加工品に挑戦します!
- 国立ファーム(有) 代表取締役 高橋がなり
- 第18回 2008年10月01日
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まずは篤農家から違いのわかる野菜を分けていただき、「やおやのそうざいや」や「農家の台所」で料理した野菜と野菜そのものの販売を試みています。そんな中で、旬が一番美味しいのに、一気に採れるがために需要と供給の関係で安くなる野菜や、規格という市場流通が決めた“流通のための”ルールや多少のキズによって取引されず畑の肥やしになってしまう野菜や果物を見るたびに何とかしたいと考えていました。
野菜を無駄にしないためには結局加工をするしかありません。今までも機会があれば片手間ですが農産物の加工品を企画したり試作品を作ったり、一部は販売もしてきました。
今年の春には「テキトー栽培で作った赤カブのレモン酢漬け」を販売して大好評をいただきました。地元の果樹農家さんが赤カブを栽培したところ、豊作で売り先に困っていると聞いたからです。たまたま同時期に漬物屋さんから国立ファームとコラボをしたいとオファーをいただいていたので、製造と販売をお任せして実現できました。生産者さんに栽培のこだわりを聞くと「何のこだわりもないから無農薬・無化学肥料で勝手に育った」とおっしゃるんです。僕は面白いと思い、「テキトー栽培」というネーミングにさせていただきました。「テキトー」だから安全で美味しい赤カブが出来たと説明文を入れたのがウケた要因のようです。
野菜を無駄にしないためには結局加工をするしかありません。今までも機会があれば片手間ですが農産物の加工品を企画したり試作品を作ったり、一部は販売もしてきました。
今年の春には「テキトー栽培で作った赤カブのレモン酢漬け」を販売して大好評をいただきました。地元の果樹農家さんが赤カブを栽培したところ、豊作で売り先に困っていると聞いたからです。たまたま同時期に漬物屋さんから国立ファームとコラボをしたいとオファーをいただいていたので、製造と販売をお任せして実現できました。生産者さんに栽培のこだわりを聞くと「何のこだわりもないから無農薬・無化学肥料で勝手に育った」とおっしゃるんです。僕は面白いと思い、「テキトー栽培」というネーミングにさせていただきました。「テキトー」だから安全で美味しい赤カブが出来たと説明文を入れたのがウケた要因のようです。
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高橋がなり タカハシガナリ
国立ファーム(有)
代表取締役
1958年生まれ。専門学校卒業後、佐川急便にてドライバーを経験。その後テリー伊藤に見込まれ、「元気が出るTV」などのディレクターを務める。30歳で起業するも、二社の経営に失敗。三度目の正直でアダルトビデオメーカー「ソフト・オン・デマンド株式会社」を設立。10年で100億円企業にまで育て上げて引退する。2006年4月に「青葉株式会社」を立ち上げ、農産物の生産から流通、販売まで一貫して取り扱う「国立ファーム設立準備室」を青葉株式会社内に作る。過去にNTV「マネーの虎」に出演して一躍注目を集めたほか、『サイゾー』『Big tomorrow』『Ray』『R25』『フロム・エー』など多くのメディアに登場。人生を切り拓く独自の哲学が若者のみならず多くの人々の共感を得る。著書に『がなり説法』(インフォバーン)、『がなり流!』(青春出版社)、『社長の遺言』(インフォバーン)などがある。
高橋がなりのアグリの猫
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