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土門「辛」聞

農地法改正で農地流動化は起きえるのか?

農地の効率的な利用を促進させ、耕作放棄地を減らすことなどを目的に、政府が国会に提出した農地法改正。改革の成否は、農地の回転率を高めることができるかどうかだ。農地の回転率、定かな解説があるわけではないが、農地がいかに有効に使われるかの尺度のようなものではなかろうか。農地法改正の成否は、回転率を高めてくれる生産者に農地を委ねることができれば成功となる。
画竜点睛を欠く農地確保・利用支援策

 農地の効率的な利用を促進させ、耕作放棄地を減らすことなどを目的に、政府が国会に提出した農地法改正。改革の成否は、農地の回転率を高めることができるかどうかだ。農地の回転率、定かな解説があるわけではないが、農地がいかに有効に使われるかの尺度のようなものではなかろうか。農地法改正の成否は、回転率を高めてくれる生産者に農地を委ねることができれば成功となる。
 農地法改正案を閣議決定した2月24日、石破茂農水相も「農地法の問題が日本農政の根幹にかかわっていると認識している。改正で、農地に農業をやる気のある方々が集積し、多くの担い手が参入できるようにしたい」(産経新聞)と述べた。
 法案をざっと読んでの印象は、農地法の目的規定の見直し(第一条)や、違反転用に対する罰則強化(第二条二項)など評価できる点があるものの、それに沿った農地確保・利用支援策は残念ながら画竜点睛を欠くという印象を受けた。
 今回の農地改正で、農地確保・利用支援の具体策は「農業経営基盤強化促進法」の改正に委ねた。これが落第点しかつけられないのだ。

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