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高橋がなりのアグリの猫

ブランドはあと2年で創り上げる!そして需要を喚起して値を吊り上げる!

「農家の台所」はもちろん、高級スーパーやデパ地下でも野菜や加工品・惣菜の売り場をお借りして語っています。この語りから「国立ファーム」ブランドを構築して販売店舗と量を徐々に増やし、嗜好品としての野菜の需要を高めます。 多分、「農家の台所」が10数軒、デパ地下や高級スーパーの青果売り場に「国立ファーム」の常設売り場が10数軒、デパ地下の惣菜売り場に「農家の台所」の惣菜・弁当のテナントを数軒出店して、年商が30億円位になった頃には、機会があったら欲しいという潜在需要ができ上がります。すると市場の仲卸さんたちにお得意さんから「国立ファームの野菜を仕入れたい」というオファーが来るようになります。そして仲卸さんが仕入れ交渉に来てくれる事になります。そこで仲卸さんの流通を利用させていただくことで嗜好品野菜の実需要を一気に10倍以上にするのです。

 嗜好品野菜の供給は一気には増えません。市場原理として実需要が一気に増えれば価格は高騰します。そして嗜好品野菜の価格は2倍から5倍以上になるのです。ネガティブな農業生産者は「たとえ一時的に高騰したとしても、すぐに下がるんだよ!」とおっしゃるんでしょうが、「上がる」ではなく「適正価格」になるのですから下がりません。現状がオカシイ! が基本思考なんです! 数百円で贅沢な思いができる数少ない嗜好品なんですから。

 そして将来、農業生産者に相撲のような序列が生まれるべきなのです。序の口から幕下までの安心で廉価な食糧を担う80%の生産者と、十両から前頭の付加価値があり前者の価格の1・5倍から2倍で取引される高価な食料を担う20%の生産者、そして横綱・三役クラスの楽しむために購買される価格が2倍から5倍以上の超高価な嗜好品を担う1%の篤農家が頂点に君臨するピラミッド型の序列という構図を描きます。

お金と名誉とヤリガイを得ることのできた1%の横綱・三役級農業生産者が生まれれば、勝つために門を叩く入門者も増えるでしょうし、現在は序の口や幕下でキツい稽古に耐えている生産者たちにも希望を与えることになります。そして農業が魅力ある力強い産業に生まれ変わるのです。 やっとプレゼンの全容をご説明できました。プレゼン時間の15分でこれができていれば、僕が100万円もらっていたと思うんですが、今の農業界ではまだまだ夢のような話なんでしょうね!

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