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世界の農業機械・資材トレンド

フィンランド、オーストラリア、米国、南アフリカ、オランダ

フィンランド人の中には、従来のサウナでは物足りないと感じている人たちがいる。彼らは、もっと刺激的なサウナ体験を求め、なんとコンバイン・ハーベスタにサウナ設備を取り付けてしまった。2006年、西フィンランドのテウバ市の農業経営者グループは、旧式のファール社製M750型を移動サウナ室に改造することを思いついた。
フィンランド コンバイン・ハーベスタの中はサウナ風呂

 フィンランド人の中には、従来のサウナでは物足りないと感じている人たちがいる。彼らは、もっと刺激的なサウナ体験を求め、なんとコンバイン・ハーベスタにサウナ設備を取り付けてしまった。

 2006年、西フィンランドのテウバ市の農業経営者グループは、旧式のファール社製M750型を移動サウナ室に改造することを思いついた。

 彼らは穀物タンク、ストローウォーカー、ふるい、わらチョッパーなどを取り外し、エンジンの位置を下げてトランスミッションを改良した。そのため最高時速は10_になってしまった。取り外した排出オーガは煙突として再利用し、後部のウォーカー・フードはシャワー室にした。ポンプで機械の後部に吸い上げた水は前もって前部のタンクに入れておく。おまけにヘッダーリールは何かと便利なタオル掛けになっている。

 収穫作業の中核だったコンバインの後部に作られた容積9.2立法メートルのサウナ室には昼間用のルーフライトと夜間用のスポットライトが完備しており、文字通りの「ホット・スポット(穴場)」だ。勿論、木製ベンチの下には缶ビールがたっぷり入っている。

 このハーベスタ型サウナは、昨夏の週末に開催された移動式サウナの祭典「テウバ・サウナ・アヨット」に参加して大変な人気を博した。もっと多くの映像を見たい方は、WEBサイト「http://www.teuva.fi」にアクセスし、画面右側の「Saunaajot」と書かれたボタンをクリックしてほしい。今年のイベントは8月8日に行なわれる予定なので、勇気と興味のある方は足を運んではどうだろうか。

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