ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

イベントレポート

北海道・東北農業法人WEEK2009in北海道

北海道・東北の農業法人参加のもと開催される「北海道・東北農業法人WEEK」は、各地の事例研究や情報交換を通じて交流を深め、農業経営のより一層の活性化に資することを目的に毎年各道県の持ち回りで開催されている。7月9〜10日に北海道で開催された今回のイベントの様子を、同イベントを主催した北海道農業法人協会WEEK2009実行委員会の岩井宏文氏にレポートしていただいた。
『農〇連携力の未知なる可能性』

 北海道・東北の農業法人参加のもと開催される「北海道・東北農業法人WEEK」は、各地の事例研究や情報交換を通じて交流を深め、農業経営のより一層の活性化に資することを目的に毎年各道県の持ち回りで開催されている。7月9〜10日に北海道で開催された今回のイベントの様子を、同イベントを主催した北海道農業法人協会WEEK2009実行委員会の岩井宏文氏にレポートしていただいた。

今回の「北海道・東北農業法人WEEK」では、総勢155名の生産者や関連企業・団体が参加し、「農○まる連携力」をテーマに活発な意見交換がなされた。特に、昨今のわが国における農業を基軸に広がりつつある〝農商工連携〞や、〝農と都市の連携〞、〝農林漁業の一次産業間連携〞、〝海外との連携〞など幅広い連携に着目し、単なるブームではなく、次を担う農業の第一歩となる課題認識や方向性の共有が図られる有意義な会となった。

 基調報告は、「銀聖プロジェクトから見える地域資源と連携の力」と題し、日高定置漁業者組合「銀聖」プロジェクト委員会委員長の佐藤勝氏((有)菱栄協栄水産代表取締役)からいただいた。

「銀聖」は、体重3.5kg以上の大型の銀毛の鮭のブランドネームだが、これは全体の水揚げの4%程度しか獲れない最高級の鮭だ。

 獲る漁業、育てる漁業、伝える漁業への地道な取組みとともに、湧水が湧き出る漁場づくりのための森づくりへの取組などが紹介された。

 このような取組が結実し、「銀聖」ブランドは、普通の鮭が300~400円/kgのところ、2~3倍で取引されるほどにまで評価が上昇している。

「基幹産業でありながら農業と漁業は連携してこなかった。未来の子どもたちのためにも、国民の食卓を守る観点からも、そして自らの経営の生き残りをかけ、今こそ生産者が手を取り合わなければならない」佐藤氏からは一次産業連携への強いメッセージをいただいた。

 続いて、「『農業』から『食業』、そして、『農村産業』創出~オンリーワン産業の構築システムを目指して~」と題して、2008年日本農業賞大賞者、(有)伊豆沼農産社長の伊藤秀雄氏から事例報告をいただいた。

 伊藤氏は宮城県農業法人協会会長、(社)日本農業法人協会副会長を務めており、「農業」(=生産)から「食業」(=販売を含む)へという発想の転換から農村産業の創出につなげる社会システム構築に挑戦されている。

関連記事

powered by weblio