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坂上隆の幸せを見える化する農業ビジネス

自分の仕事を決めつけない

当社飼料の顧客層は幅広い。生産規模を頭数で数える畜産の世界で、それこそ1頭から1万頭までの畜産家をお客さまとして抱えている。
 当社飼料の顧客層は幅広い。生産規模を頭数で数える畜産の世界で、それこそ1頭から1万頭までの畜産家をお客さまとして抱えている。

 このような経営をしていると、通常は顧客分析によるマーケティングを進めるだろう。たとえば「1000頭飼っている畜産家は、こういった顧客属性がある」と傾向を分析し、どの層に特化していくのか決めていく。

 しかし、そのような統計は必ずしも正しい応えを導きだすものではない。現実は数頭の家畜を手がけて生き残る業者もいれば、1000頭の家畜を扱って窮地に立っている業者もいる。そんな事例を見るにつけて、顧客を容易に分類せず、先入観を排除して向き合わなければならないと思う。

 わたしの会社では5月から6月にかけて年に1度、県内にあるほとんどの酪農家を巡業している。「何かお役に立てることはありますか?」と聞いて回るのだ。昨年と比べて、取引先の状況が変わっているケースは多い。過去の数字に基づいて分析しても、その間に環境は変化しており、その変化に気付かなければ、間違った推論から間違った戦略を立てる危険性があるのだ。

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