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次代の除草剤の鍵をにぎる「ビオチン」とは
英国エジンバラ大学の生物学者が安全、安価な新除草剤の研究・開発に取り組んでいる。生物の健康な成長に欠かせない「ビオチン」は植物や微生物から作られるが、人工的に作るのは今のところ非常にコストがかかる。この「ビオチン」がどのようにして植物から作られるかを理解し、「ビオチン」の成長を抑制する除草剤を開発すれば、人間・動物などには無害で、少量であらゆる種類の雑草を取り除くことができるという。なお、この研究は過去5年にわたり行われ、さらに3年の研究助成金を得ている(英国大使館広報部)。
インターネット上で農家・学者等による情報交流 日本フィールドサイエンス協会(略称FISA、本社:東京)は、同協会員を対象にインターネット上で画像込みの双方向通信を可能とした農業モールを開設した。これは、日本アイ・ビー・エムが運営するインターネットのバーチャルモール(仮想商店街)内に設けられたもので、例えば、ある農家が、自分の農産物の出来に今一つ満足がいかないという場合に、デジタルカメラなどで撮影した土壌断面や生産物の写真などと一緒に現状の説明を同モール内にアップすれば、それを見た会員農家・学者から意見・アドバイスなどの返答が得られるというもの。実際のやりとりは、情報の検索などが容易にできるようにと、土壌改良、害虫、種苗、農機具交換などのモール内に設けられた各フォーラムで行われる。将来的には農産物の売買もできるようにするという同モールは、当面の間は一般開放している。(URL = http:// www .fiesta .or. jp/fisa .html)
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