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輪中での大規模経営を充実の機材でサポート

 サンフレッシュ海津は、東に木曽川・長良川、西に揖斐川に挟まれ、かつては「輪中」と呼ばれた常習水害地帯であった。近年は治水と基盤整備が進み、水位は高いものの冠水するようなことはまれで、1~2ha規模の水田が広がる農業基盤が整った地域になっている。

 その中にあるサンフレッシュ海津は、2haの大規模ハウスによるトマト生産と、その土地基盤を生かした大型機械を駆使した土地利用型経営に取り組んできた。

 同研究会の副会長でもある木氏は、自らの財務や収益構造について専門家による経営分析を依頼し、その経営的問題点をあえて示した。そして、助成金依存体質にある自らの大型借地経営の問題を示しつつ、新たな展開を会員に話題提供した。

 同社の経営の問題点について、経営専門家は、2haの大規模トマトハウス部門が設備費、維持費に対して反収や品質が上がっていないことが最大の課題であると指摘。

 さらに、現在のところ助成金の存在を前提にして同農場の経営を成立させている土地利用部門に関しても、やがて転作に対する助成金が減少していくにつれて厳しいものにならざるを得ない、という評価を示したのであった。

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