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農・業界

(株)サラダコスモ (岐阜県)、チコリ生産拠点「ちこり村」オープン

  • 編集部
  • 2006年12月01日
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スプラウト栽培で知られる(株)サラダコスモ(岐阜県中津川市・中田智洋代表取締役)はこのほど、チコリの生産拠点であると同時に、教育や観光の要素を取り入れた複合施設「ちこり村」をオープンさせた。
教育・観光型施設で地域の活性化を目指す

 スプラウト栽培で知られる(株)サラダコスモ(岐阜県中津川市・中田智洋代表取締役)はこのほど、チコリの生産拠点であると同時に、教育や観光の要素を取り入れた複合施設「ちこり村」をオープンさせた。

 現場は中央自動車道の中津川インターチェンジに隣接し、名古屋方面からのアクセスが便利な場所にある。チコリの生産プラントのほか、チコリを原料とした焼酎の製造工場が併設されており、いずれも一般客が見学できるようになっている。さらに地元農家の婦人会が運営する家庭料理レストラン「バーバーズダイニング」や、地元菓子メーカー「新杵堂」の店舗が入り、多目的型の施設となっているのが特徴だ。

 「チコリについては、従来はヨーロッパから空輸して国内の販売店に出荷するまで1週間以上かかったが、今後は鮮度の良い商品をダイレクトに届けられるのが魅力。品質管理も徹底され、消費者に安心して食べていただける。地域の活性化も考えた場合、国内生産の意義は大きい。世界に類のないチコリ焼酎の醸造も始まったが、今後も様々な企画提案でニーズ拡大を図るとともに地域産業の軸となることを目指したい」と、代表取締役社長の中田智洋氏は語る。

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