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イベントレポート

2015年度 土を考える会 夏期研修会 北海道

第2回日欧真っ向対決World Cup
混ぜ混ぜ土耕機ガチンコバトル!!

7月9日、10日に北海道土を考える会の夏期研修会が開催された。今年のテーマは、収穫後から播種床造成までに使用する作業機。爪もの作業機、ロータリー、ディスクハロー、チョッパー・シュレッダーなど多様な作業機が北海道上富良野町の土の館・ホワイト農場に集められ、ディスカッションと実演を中心としたプログラムが組まれた。北海道内の会員を中心に70名近い農業経営者が参加した。
【1日目】
冒頭に、北海道土を考える会の長門茂明会長が開会挨拶をした。今回は昨年の「プラウワールドカップ」に続いて、収穫後の残渣物をどのように処理し、次の作物の播種床を準備する作業機を比較しながら、作業の目的や意図を考えるための企画である。せっかくの有機物残渣を邪魔扱いしないで上手く処理する方法を、土壌学の視点から「常識」を疑うことから始めてみようと呼びかけた。
続いて、農業コンサルタントの関祐二氏が土の中で有機物が分解する条件や目的について解説した。
次に事前アンケートに基づき、有機残渣物をどのように捉えて、処理しているのか、参加者らの声を聞いた。収穫後の残渣物は約4割が混和し、約2割がロールにして持ち出したり混和したりすると回答した。使用する機械で最も多かった回答はストローチョッパーで、以下プラウ、ロータリー、スタブルカルチ、ディスクの順だった。ストローチョッパーやシュレッダーなどで細かく粉砕し、プラウで完全にきれいに鋤き込みたいという意見と、作業速度や能率の高いスタブルカルチやディスクを活用して早く終えたいという2つの意見が挙げられた。
その後、農場に移動し、まずは作業機ごとに作業後の土壌の断面図を切り出した様子を観察し、作業深度や作業跡を比較した。引き続き、シュレッダーやスタブルカルチ、ディスク、ロータリー、プラウなど11機種の作業機が実演を行なった。北海道は干ばつ傾向で、圃場を乾かすことより表層を混和することへの関心が強く、ダイナミックに表層混和作業をする作業機に注目が集まった。
実演後は、村井信仁氏に有機残渣物を処理する機械の概要を解説いただいた後、参加者の実演機の感想を聞き、情報交換会へと進行した。

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