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トウモロコシのはなし

分類と栽培・輸入の歴史


以後、本誌が誌面で子実用トウモロコシ栽培を呼びかけるまで、ほとんど国内生産は行なわれてこなかった。
播種用種子は、スイートコーンのみ国内での育種改良が進んでいるが、そのほかの種類については70年以降ほぼ海外から輸入している。米国が全輸入量の約90%を占める主なサプライヤーである。

輸入に依存する日本

これまで、スイートコーンについては国内で独自に品種改良が進み、増産も行なわれてきたが、トウモロコシの用途は食用だけではない。2014年、日本は海外から1503万4840tのトウモロコシを輸入した。播種用、飼料用、コーンスターチ用など用途はさまざまだ(表2)。播種用、爆裂種を除く大半はデントコーンである。最も多いのが飼料用で、全体の約65%にもなる。
トウモロコシは関税割当制度の対象となっているため、関税割当分は無税で輸入されている。この関税割当から外れるものは高額税率になるが、総輸入量からみれば15%ほどである(表3)。
覚えておきたいのは、これらの用途で使われるトウモロコシは国内でほぼ生産されていないという事実である。つまり、万が一輸入が止まることがあれば、コーンスターチ業界、畜産業界は完全にストップしてしまうのだ。
それを踏まえて、次回はもう少し詳しく輸入の動向を見ていきたい。

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