農業ビジネス

作業の手間が省けて便利なだけではありません。目標値の達成状況がすぐにわかり、これまでの合計値だけでなく、週ごとの集計結果から、サービス（製品）の成長、状況の推移が記録・描画される。契約経路やきっかけを集計してみると、集客のための施策が成功しているかどうかを検証することができます。

アラート機能で依頼漏れを防ぐ

また、変わった使い方では、アプリへのアラート機能やメール通知機能を備忘録として活用しています。登録した契約日や契約更新日から日付や登録内容を起点として、アラートメールを送るように設定しておくことができます（図１）。
実は、これが秀逸！　わが社では契約更新日30日前に「更新のご連絡」、14日前に「請求書の送付」といった作業を外部の経理担当者が担当していますが、その作業指示にアラートメールを利用しています。わざわざ社内のスタッフが「××さんに□□の連絡をしてください」と指示する必要がなくなりました。
また、入金状況を経理担当者が「入金待ち」から「入金済み」に変更したタイミングで、社内のライセンス設定担当者にメールが送付されるようにしています。受信確認によりライセンスの設定を実施しますので、「依頼漏れ、トス漏れ」を防ぐことができます。
以上、２回にわたってデータベース専用ツールを紹介しました。これまで誰かが担当していた業務を肩代わりしてくれるアプリ。皆さんの経営では、どこに新たな費用対効果を得られるでしょうか。ぜひお試しください。

●kintone（キントーン）
価格：ライトコース月額780円（30日間試用プランあり）、
スタンダードコース月額1,500円
提供元：サイボウズ（株）
URL：https://kintone.cybozu.com