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まず、1人目のヒアリングを終えたときには図1のようになります。次の人に話を聞くときは各項目にブランチ(枝)を加えていきます。
全員のヒアリングを終えたら、今度は全員でトピック(項目)ごとに議論します。そのときには、他のブランチを閉じておくのがポイントです(図2)。こうすると、参加者の意識が「はじめに」のトピックに集中し、話が脱線しづらいので、議論の効率アップが図れます。
「はじめに」の議論が済んだら、「問題点」に移ります。もちろん、議論しているときに他のトピックのことを思いつくときがありますが、その際は随時、トピックを開いて追加しておきましょう。
ひと通りすべての項目のトピックの議論が終わったら、すべて展開して、全体を俯瞰します(図3)。俯瞰することにより、トピック間の矛盾や漏れを確認して、必要であれば、この後、タスク(アクション)に落とし込みます。
ここでは会議での活用を説明しましたが、1人企画会議や読んだ本をまとめるときにも使えます。マインドマップを描くツールはたくさんあります。まずは、ご自身の頭の整理に使ってみてはいかがですか。
●Xmind(エックスマインド)
価格:無料版あり(マインドツールボックス、Evernoteへの保存、ローカルネットワーク・Web上で共有機能が利用できる)
提供元:XMind 社(香港)
URL:https://www.xmind.net
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豆田裕亮 マメダユウスケ
早稲田大学大学院理工学専修科終了。(株)インクスにて製造系コンサルティング部署に所属。自動車、自動車部品、製品開発領域の業務プロセス改革プロジェクトを担当後、新設の経営企画室に異動。経営会議の運営、役員アクション推進、部門横断プロジェクト管理・推進、新人教育運営に携わる。現在は(株)スタディストにてクラウド型マニュアル作成ツール「Teachme Biz」の広報、マーケティング、ユーザーサポートを担当。
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