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編集長インタビュー

幸せの芽を伸ばし育てるという園芸学者的幸福論

植物工場システムの開発など、植物環境学の分野では日本における第一人者的存在の古在豊樹・千葉大学教授。最近は、著書を通じて環境や貧困問題に対する提言を行なっているほか、自身のこれまでの経験から得られた人生の正しい歩き方ともいうべきメッセージを発信している。氏は、少年期の過酷な社会的差別と経済的困窮の中にあっても、動植物がパートナーとなり、フェアな心のあり方を身に付けていったという。園芸学者であると同時に教育者でもある氏は、変わりゆく日本社会と農業、そして幸福をどのようにとらえているのか。
価値観が変わりつつある社会の中での農業

昆吉則(本誌編集長) 古在豊樹先生は施設園芸学の第一人者であり、本誌読者の中にも先生の講義を受けたという方も多いのではないでしょうか。また最近では、2冊の書籍を立て続けにお出しになるなど、社会に向けて様々なメッセージを発する活動もされています。今回、お話をうかがおうと思ったのは、『「幸せの種」はきっと見つかる』を拝読しまして、「あなたはどう死にたいのですか?」言い換えれば「どう生きようとするのですか?」というメッセージが伝わってきました。

古在豊樹(千葉大学教授) それはありがとうございます。

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