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農・業界

東北土を考える会 直播栽培技術の実証中間検討会を実施

  • 編集部
  • 2008年10月01日
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岩手県内の乾田直播圃場を視察 「東北土を考える会」(日野杉雅彦会長)は8月23日、岩手県盛岡市で直播栽培技術実証中間検討会を実施した。
岩手県内の乾田直播圃場を視察

 「東北土を考える会」(日野杉雅彦会長)は8月23日、岩手県盛岡市で直播栽培技術実証中間検討会を実施した。同会メンバーが取り組む乾田直播の成果を検討すべく、花巻市の盛川農場(盛川周祐代表)と紫波町の水分農産(西田守代表)の農場を視察した。

 はじめに参加メンバーは、盛岡市内で同日に開催されていた「岩手県全国農業機械展示会」に集合。展示会の見学をした後、視察農場へ車で移動した。

 ヒメノモチの生産で知られる水分農業の西田守代表は、今年初めての乾田直播の挑戦だったが、会のメンバーとの情報交換やスガノ農機の支援を受け、一年目から見事な生育を実現。栽培初期は低温などの天候不順で生育が危ぶまれたものの、天候の回復とともに持ち直し、その生育ぶりからは移植栽培以上の収量・品質が見込まれた。現地視察後、メンバーは花巻市の志戸平温泉で懇親会を行ない、翌日解散した。

 同会では、9月上旬にも青森県中泊町と秋田県大潟村の圃場で現地検討会を計画している。

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