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【布団カバーで寝心地が変わる】
せっかくの良い羽毛布団でも、掛け布団カバー次第というところがあります。カバーは、肌触りが良くて軽い生地にすると、相乗効果でより気持ちよくなります。逆に、生地がガサガサしていたり重たかったりすると、羽毛のメリットも台無しです。
筆者もフランスベッド新入社員時代に高品質な羽毛布団を購入したとき、カバー代を節約した結果、肌触りは悪く、羽毛の膨らみも感じられなくなってしまいました。そこで思い切ってカバーを変えてみると、一転、ふわぁ~っと膨らみ、とても気持ちよい羽毛布団に生まれ変わったのです。これにはとても感動しました。以来、真冬でも半そで短パンで寝られるほど温かく、その気持ちよさが続いています。
【掛け布団が重たくないと不安】
羽毛布団は軽くて温かい点が魅力なので、それだけで寝るようにお願いしています。しかし、「掛け布団は重たくないと安心できない」という方もいます。
どうしても、という方は、羽毛布団の上に毛布を掛けて使ってください。羽毛布団の下に毛布を掛けてしまうと、熱がこもり、蒸れてしまうからです。
【メンテナンス】
羽毛布団を干す場合、紫外線が生地を傷めてしまうため、風通しの良い日陰で行なってください。叩かずに、ホコリを軽く払うようにしましょう。どうしても陽の当たる場所に干したい場合は、布団カバーをしたまま干すようにしてください。
【羽毛と羽根の違い】
羽毛布団にはフワフワとして保温性のある「ダウン」と、軸があって硬い「フェザー」が入っています。ダウンの比率によってその呼び名は変わり、快適さも大きく異なってきます。「ダウン率」50%以上は「羽毛布団」、50%未満は「羽根布団」と呼ばれます。比率が高いほど温かさを感じられるため、羽毛布団はダウン率90%以上がオススメです。
【一年中使える羽毛布団】
最近は2枚合わせの羽毛布団が主流になってきています。薄めの「肌掛け」は夏や春に、厚めの「合い掛け」は秋に、肌掛けと合い掛けをくっつけて冬に、と一年中、快適に使用できます。
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入江慎介 イリエシンスケ
睡眠改善インストラクター
1978年、神奈川県生まれ。2003年、成蹊大学卒業後、フランスベッド株式会社に入社。15年5月、同社を退職し、父が代表を務めるフランスベッド専門販売店・こみちに移る。趣味は、サッカー、ラーメン屋巡り、屋久島一人旅、横浜F・マリノスの応援、エキストラと多数。 http://komichis01.web.fc2.com/
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