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新年特別企画

私のこれからの経営(前編)

海外や他の経営者からの学びを経営に活かす
玉手博章

私は、ジャガイモを生産・直売しています。個人経営なので、海外の情報を積極的に取り入れて経営に活かしていく必要があると感じています。
今後はさらに海外の食文化や流通形態などが日本に入ってくると思います。まずはそれに備えておきたいと思います。
11月に開催されたドイツのアグリテクニカ(国際DLG農業技術展)2015に行ってきました。会場は万博の跡地を利用した広大な敷地にあり、約30の建物で展示されていました。会場でも勉強になりましたが、会場の外でもいくつか考えさせられる発見がありました。
ドイツの街は、すでに小売業のクリスマス商戦が始まっていてにぎやかでした。店頭で販売されているジャガイモを見ると、洗浄して土を落とした「洗い芋」が並んでいました。ヨーロッパでは生食用のジャガイモは洗った状態で流通しています。フランスでは半分以上を占めています。一方、日本では洗い芋は販売されていません。今回、改めて洗い芋の可能性を考え直す必要があると思いました。
また、ヨーロッパでも核家族化が進んでいるせいか、以前に比べ最少単位の2kgのパッケージが増えていました。日本ではもともと少量ですが、さらに少量化が進むことを考えておかなければなりません。
ある家庭にお邪魔したところ、「昔、おいしいと思って食べていた品種を最近見かけなくなった」と聞きました。おそらくジャガイモシストセンチュウの影響です。日本に入ってきた2つのジャガイモシストセンチュウのほかにも、ヨーロッパにはさらに別の種類のジャガイモシストセンチュウが存在します。いずれまた日本に入ってくる可能性を考えると、それに備えておく必要があります。
ひとつ、本屋で面白いものを見つけました。古いトラクターの専門誌です。それを見ると、年に一度、年代物のトラクターを公開するイベントが開催されているようです。米国でも年代物のトラクターのパレードがあると聞いたことがあります。中古機械をきちんと手入れしながら有効活用するという文化は見習いたいと思います。

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